今回はコーヒー好きには堪らない厳選コーヒー特集。
コーヒーの効能(特にダイエット!)についてほんの少し触れてから、おすすめのコーヒーの入れ方(淹れ方)、ちょっとしたプチギフトやプレゼントにも最適なコーヒーセットの紹介と、コーヒーを頂く時間をより幸せにしてくれる道具についても解説していきます。
コーヒーの効果・効能
コーヒーといえば、カフェイン。しかし、実は紅茶の方がカフェインの含有量が多いのです。
しかも、コーヒーには嬉しい効能がたくさん。
香りや苦味・風味が好きで効能を知らなくても愛飲している人も多いでしょう。
しかし、この記事で「コーヒーの効果」を知ると更に美味しく頂けるはず!そう言い切れるほど、コーヒーには身体に嬉しい効能がたくさんあります。
実は、コーヒーを1日に2・3杯習慣的に飲む人は、コーヒーを飲まない人と比べてガンになる割合が低い調査結果があります。心臓病による死亡率も低く、他の飲料よりも効果が高いこともわかっているのです。
何故そんなにコーヒーには効果があるのか。それは、コーヒーに含まれている成分によるものだとわかってきました。
コーヒーのメリット
コーヒーのメリットはかなり多くあります。大きく分けて、この6つが挙げられます。
では、ここからは意外と知られていないコーヒーの効能について、丁寧に解説していきます。
- むくみ改善と代謝の向上
- 胃の消化を助ける
- 抗酸化作用による美肌と美白効果
- 口臭・体臭の消臭効果
- 二日酔いの回復を助ける
- リラックス効果
むくみ改善と代謝の向上
コーヒーと言えば、カフェインが含まれる飲み物として有名ですよね。
コーヒーに含まれているカフェインには覚醒作用だけでなく利尿作用があるため、むくみ改善に効果があります。
利尿作用が高まることにより、体内の脂質・老廃物も排出されやすくなるため、体調改善や美容にも効果的です。
また、コーヒーには基礎代謝を上げてくれる効果があります。
私たち人間は、歳を重ねる毎に太りやすくなり、基礎代謝が落ちてしまう傾向にあります。コーヒーに含まれているカフェインには、「中枢神経に作用して身体の機能を高める効果」があるとされており、基礎代謝を上げるお手伝いをしてくれるのです。
そのため、ダイエットと相性が良いといえる飲み物といえます。無理に多く摂取しすぎず、適度の量を美味しく頂くことがおすすめです。
胃の消化を助ける
コーヒー成分には、「クロロゲン酸」というポリフェノールの一種が含まれています。クロロゲン酸はカフェインよりも多く豊富に含まれており、苦味や色合い・香りの素となっている成分です。
このクロロゲン酸の効能は、胃酸の分泌量を促進させて、胃の消化を助ける働きがあります。
また、コーヒーに含まれているカフェインにも、「胃腸を刺激して消化を助ける」効果があります。コーヒーを飲むことで、クロロゲン酸とカフェインがダブルで働き、胃の消化を助けてくれているのです。
油物を食べた後なども、食後に一杯のコーヒーは効果大です。
抗酸化作用による美肌と美白効果
コーヒーに多く含まれているクロロゲン酸には、胃酸の分泌を促進させる働きがあることを先ほどお伝えしました。
肥満や肌荒れ・ニキビといった症状の原因は、胃が荒れていたり腸の状態が悪い場合に多く吹き出物という形で私たちの不調を知らせる役割があります。
このクロロゲン酸には、胃の消化を促す効能があるため、食後のコーヒーで胃の消化活動を助けて脂質を分解してくれるのです。体内の働きを活性化してくれるため、肥満予防と美容の効果があります。
また、コーヒーにタンニンという成分が含まれています。
タンニンとは、種子に多く含まれる渋み成分のこと。カテキン等が多数重合したものです。ポリフェノールの一種でプロアントシアニジンとも呼ばれ、茶葉や赤ワインのも含まれています。
タンニンには、「肌を引き締める効果」や、メラニンを産生する細胞の増殖を抑制することにより「皮膚保護作用や美白作用」もあるとされています。
口臭・体臭の消臭効果
タンニンによる抗酸化作用によって、口臭や体臭の原因である悪臭成分と結びつき、消臭効果があるとされています。
二日酔いの回復を助ける
コーヒーには、アセトアルデヒドという「二日酔いの原因である物質」と結びつき、体外へ排出されやすくなります。そのため、循環が早くなり二日酔いの回復にも効果があるのです。
リラックス効果
コーヒーの香ばしい香りには、リラックスできる効果があります。
良い香りを嗅ぐことは、脳が幸福感を感じ気持ちを落ち着かせることができるためです。
コーヒーが大好きな人にとって、忙しい仕事の合間や移動中など、コーヒーの香りを嗅ぎながら味わうことで、身も心もホッと落ち着く体験をした人もいるでしょう。
最近では、アロマや香水などにもコーヒーの香りが含まれるものもあります。
でも、やっぱり「コーヒーは美味しく味わって頂く」これに勝るものはありません。
コーヒーのデメリット
このように、コーヒーには多くの効能があることがわかりました。
しかし、良いメリットだけでなく、コーヒーのデメリットもしっかり理解して活用することが大切です。コーヒーのデメリットは大きく分けて4つ。
あくまでこれは摂取しすぎの場合に限りますのでご安心下さい。
- カフェインの取りすぎ
- 胃が荒れる
- 貧血の影響
- 歯にステインが付着する
カフェインの取りすぎ
カフェインの取りすぎには、不眠症に影響が出やすいとされています。
カフェインには興奮作用があるため、意識を活発にさせる効果があります。そのため、勉強中は仕事中など意識を活性化したい場合には効果的ですが、就寝前には不向きです。
そのため、寝つけにくくなり睡眠の質を悪くしてしまう可能性があるため、就寝前は避けましょう。
また、妊娠中の場合も、カフェインの刺激が強いため、赤ちゃんへの影響も考慮してカフェインも取り過ぎは控えましょう。
胃が荒れる
クロロゲン酸の作用により胃酸が増えるため、コーヒーの飲み過ぎは胃が荒れる原因となります。
ご自身の体質や体調に合わせて、コーヒーを1日何杯飲むのかを調整しましょう。
貧血の影響
タンニンが鉄分と結びついて吸収されにくくなります。
タンニンとは、種子に多く含まれる渋み成分のこと。カテキン等が多数重合したものです。ポリフェノールの一種でプロアントシアニジンとも呼ばれ、茶葉や赤ワインのも含まれています。
タンニンには、「肌を引き締める効果」や、メラニンを産生する細胞の増殖を抑制することにより「皮膚保護作用や美白作用」もあるとされています。
つまり、タンニン自体全て悪いわけではないのですが、生理中などの貧血気味の時期は、コーヒーを飲む量を少し減らしたほうが身体にとっては良いと言えます。
歯にステインが付着する
紅茶と同じく、歯にステインが付着するため、黄ばみがつきます。
通常の食事でもステインは付着しますが、日常的な毎日の歯磨きで大丈夫です。
現在は歯磨き粉や電動歯ブラシなど高性能なグッズも多いため、習慣的な歯のケアを行いましょう。
どうしても歯にこびり付いたステインが気になる場合は、歯医者で定期的に除去したり、自宅でセルフホワイトニングなど手軽にご自身で実施できる方法があるので、活用してみるのもいいかと思います。
【簡単】コーヒーの入れ方・淹れ方
自宅でもコーヒーを美味しく頂きたい。
コーヒーの淹れ方(入れ方)は、とっても繊細で大切です。
まず、目安のコーヒー粉量です。
ここでは、中挽きしたコーヒー粉量を使用することで解説しています。
杯数 | コーヒー粉量 | でき上がり量 |
---|---|---|
1杯 | 10g | 120 ml |
2杯 | 20g | 240 ml |
3杯 | 30g | 360 ml |
4杯 | 40g | 480 ml |
今回は簡単にできる円錐型のドリッパーを使用した「ペーパードリップ式」コーヒーの入れ方について解説していきます。
- ケトルでお湯を多め(目安は出来上がり量の3倍)で沸かします。
- 熱湯が出来上がったら、円錐型ドリッパーとサーバー(ドリップしたコーヒーを受け取る容器)にお湯をサッと通しておき、カップにはお湯を注ぎ温めておく。
- 円錐型用のペーパーフィルターの重なり部分を折り曲げて、円錐型ドリッパーに密着させるようにセットする。
- ペーパーフィルターをセットした円錐型ドリッパーに杯数分のコーヒー粉を入れ、持ち上げてトントンと粉の表面を平らにならします。
====ここからが重要!====
- 熱湯を、中央から渦を巻くイメージでぐるぐると外側へ回しながら、粉全体が染み込む程度に注ぐ。
- 2〜30秒ほど待ってから、先程よりも少ない熱湯で円を描くように再び注ぐ。
- 徐々に中央が窪んだのを確認し「泡の層が残っている」うちに、3度目の熱湯を注ぐ。
- 更に少ない熱湯を、7と同じ容量で少しだけ注ぎ足す。
- 出来上がり!
温めたおいたカップのお湯を捨て、コーヒーを注いで美味しく頂きましょう♪